Ｃ大阪　リーグ戦５戦４敗…清武「自分の責任」

＜Ｃ大阪・神戸＞後半、伊野波（右）とボールを競り合う清武

Ｊ１第１０節 Ｃ大阪１－２神戸

（5月6日 金鳥スタ）
　サクラ色のスタンドに歓喜をもたらすことはできなかった。攻撃の歯車がかみ合わず、Ｃ大阪が神戸に１－２と競り負け。３日の札幌戦に続く連敗となっただけでなく、「関西ダービー」３連敗。キンチョウスタジアムには過去最高１万６４４６人の観衆が詰めかけたが、熱い声援に応えることはできなかった。

　日本代表ＭＦ清武も不完全燃焼に終わった。ブロックを形成する神戸の守備網を打開しようと試みながら、シュートはわずか１本。攻撃陣をけん引し切れなかったエースは「きょうは話すことはないです。自分の責任っすね」と肩を落とした。

　５敗目となり今季初めて負け越す形に。「勝ちたかった。でも試合は続いていくし、成熟させていかないと」と話すのはＤＦ茂庭。ソアレス監督が就任し新体制でスタートを切った今季。まだ完全にフィットしないＣ大阪が我慢の時を迎えている。