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仙台 またも“天敵”に…10戦目ついに初黒星

[ 2012年5月7日 06:00 ]

<仙台・清水>清水に敗れピッチを後にする仙台イレブン

J1第10節 仙台0-1清水

(5月6日 ユアスタ)
 開幕から9戦無敗だった首位・仙台が10戦目で初黒星を喫した。試合後の会見で手倉森監督は開口一番「うーん、また清水だったなと…」と悔しがった。昨季13戦目で開幕からのJ1最多不敗記録を止められた相手にまたも足をすくわれた。

 雷雨と雹による長い中断で微妙な影響を受けた。上本は「中断で気持ちも中断してしまった」。前半40分、中央の大前にマークが付ききれずクロスから失点。後半は反撃に出たが、雨でピッチの一部に水がたまってボールが止まる場面もあり、梁勇基は「判断が難しかった」と振り返った。

 初黒星の中での光明は2月に右膝に全治6週間のケガを負った司令塔の梁勇基が今季初先発してフル出場したこと。昨季は初黒星から9戦勝ちなしと不振に陥っただけに梁勇基は「連敗しないことが大事」と連敗阻止を誓った。

 ≪清水は通算1分け4敗≫首位仙台が今季10試合目でリーグ戦初黒星。開幕からの不敗と連続得点もストップした。また昨年8月13日・鹿島戦(●0―1)で敗れて以来、公式戦のホーム負けなしも14試合で止まってしまった。昨年開幕12戦不敗記録を止められた相手も清水。これで10年に再昇格後、清水戦は通算1分け4敗で勝ち星を挙げていない。

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2012年5月7日のニュース