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右膝痛何の…札幌・河合 リーグ戦初勝利へ強行出場へ

[ 2012年4月27日 11:33 ]

紅白戦に参加し、パスを出す河合(左)

 キャプテンが、28日大宮戦(NACK)の強行出場を誓った。右膝痛で別メニュー調整だったJ1札幌のMF河合竜二(33)が26日、札幌・宮の沢で行われた全体練習に合流。セットプレーや紅白戦に参加し「ケガ?大丈夫。古傷でもありますから。検査前から出るつもりでいたし、グラウンドに入ればベストを尽くすだけ」と熱く語った。

 24日の練習で右膝を負傷。25日は別メニュー調整し、札幌市内の病院で検査を受けた。早々の復帰に佐川チーフトレーナーは「数日間、休ませてもいいくらいの状態。痛みはあると思うが、本人の強い意志なので…」と戸惑いながら説明した。

 強行出場する理由がある。大宮戦は両親が観戦予定。また、00年5月22日のプロ初出場(当時J2浦和に在籍)が大宮戦で、アウェーのさいたまダービーで6―0と大勝しており「縁起のいいスタジアム」と話す。

 現在、チームはリーグ戦7戦未勝利の6連敗中で最下位。「とにかく気持ちの部分だけ」と鼓舞し、精神的支柱がチームを引っ張る。

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2012年4月27日のニュース