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U―23関塚監督、金メダル宣言「やるからには勝ちたい」

[ 2012年4月18日 06:00 ]

 ロンドン五輪に出場するU―23日本代表の関塚隆監督(51)が17日、金メダル獲得を宣言した。東京文京区のJFAハウスで取材に応じ「参加することだけに意義があるとは思わない。やるからには勝ちたい。メダルを目指さなければ頂点もない。そこを求めてやりたい」と意欲。普段は慎重な指揮官が、68年メキシコ五輪の銅を超える壮大な目標を掲げた。

 五輪の“前哨戦”では願ってもない相手との腕試しが実現する。トゥーロン国際大会(5月23日~6月1日)の1次リーグでモロッコ、オランダ、トルコと同組になることが決定。オランダのFWカスタイニョス(インテル・ミラノ)、モロッコのMFバラダ(ヘタフェ)ら欧州主要リーグに在籍する選手との対戦に向け、関塚監督は「楽しみ。どこが通用してどこが課題なのか見極めたい」と力を込めた。また日本協会の原技術委員長は「個別の状況によるが」とした上で、同大会に欧州組を招集する可能性があることを示唆した。

 関塚監督は24日の五輪抽選会に向け、20日に渡欧。抽選会の前後を利用して宮市(ボルトン)、酒井高(シュツットガルト)、宇佐美(バイエルンM)ら欧州組の試合を視察して本大会に向けた準備を進める。

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2012年4月18日のニュース