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ハーフナー、怒りの2戦連発「出れば点取れる」

[ 2012年3月12日 06:00 ]

<フローニンゲン・フィテッセ>試合終了間際に出場し、ゴールを決めおどけるハーフナー

オランダリーグ フィテッセ3―1フローニンゲン

(3月10日)
 フィテッセの日本代表FWハーフナー・マイク(24)が、怒りのゴールを決めた。2試合ぶりのベンチスタートとなり、2―1の後半45分から途中出場。ロスタイムに左サイドからのクロスをダイビングヘッドで押し込んだ。

 2試合連続の今季4得点目。前節4日のフラーフスハップ戦で得点したにもかかわらず、先発落ちしただけに「先発じゃなくて、ちょっとムカついた。理由もなくベンチに座らされたので。多分、出れば点は取れるので最初から出してほしい」とまくし立てた。

 起用法に対する不満を爆発させたが「チームが勝つことが大事ですから」とピッチ内では自分のプレーに集中した。9日の抽選会でW杯アジア最終予選の相手がオーストラリア、イラク、オマーン、ヨルダンに決定。最大のライバルと目されるオーストラリアに高さで対抗できる数少ない存在だけにオランダで結果を出し続けることは、日本代表にとっても朗報となる。右サイドバックでフル出場した安田からも「あいつは短い時間でも点を取ってくれる」と頼りにされていた。

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2012年3月12日のニュース