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日本、シリアに敗れC組2位転落…終了間際に勝ち越し許す

[ 2012年2月5日 23:03 ]

<日本・シリア>後半、勝ち越しゴールを奪われ、うなだれる扇原(左から2番目)、山口(16)ら

 サッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選C組第4戦で、5大会連続9度目の本大会出場を目指すU―23日本は5日、ヨルダンのアンマンでU―23シリアと対戦。1―2で敗れ、同組2位に転落した。

 前半19分にオウンゴールでシリアに先制を許した日本は同46分に永井のゴールで同点。1―1で折り返したが、後半45分にサリハに一瞬の隙を突かれ、ロングシュートで勝ち越し点を許した。

 欧州組を招集できなかったことに加え、エース清武をケガで欠いた日本は、1トップに永井を起用。2列目に山崎、山田、東を並べ、ボランチは山村、山口のコンビとなった。左第5中足骨亀裂骨折のため昨年10月に手術を受けた山村が9月21日のマレーシア戦以来の先発復帰。しかし、前半15分過ぎに山崎が負傷退場。 その直後、代わって入った大迫がファレスのFKに頭で触れ、痛恨の失点。前半46分に大迫のパスに走り込んだ永井が右足で左隅に同点ゴールを決めたものの、1―1のまま迎えた後半終了間際に痛い失点を喫した。

 日本は通算3勝1敗で勝ち点9のまま、シリアも同9で並んだが、総得点で上回るシリアがC組首位に浮上した。

 最終予選は12チームが3組に分かれて3月まで行われ、各組1位が出場権を得る。各組2位はプレーオフに回る。

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