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清武 最終予選絶望的に…負傷の左足は全治6週間の診断

[ 2012年2月5日 06:00 ]

C大阪の練習に姿を見せた清武はうつむきながら歩く

ロンドン五輪アジア最終予選C組 日本―シリア

(2月5日 ヨルダン・アンマン)
 C大阪は4日、U―23日本代表のMF清武弘嗣(22)が大阪市内の病院で検査を受け、「左腓腹(ひふく)筋挫傷で全治6週間」と診断されたと発表した。

 清武は1月31日に合宿地のドーハで行われたU―23イラク代表との練習試合中に、劣悪なピッチに足をとられて左のふくらはぎを負傷。3日に緊急帰国し、この日、MRI(磁気共鳴画像装置)検査などを受けた。22日に行われるロンドン五輪アジア最終予選のアウェー・マレーシア戦の欠場が決定。さらには3月14日のバーレーン戦(国立)も厳しい状況で、関塚ジャパンは今予選残り3試合全てをエース不在で戦うことが濃厚となった。

 この日、所属するC大阪のクラブハウスで歯科検診などを受けた清武は、左ふくらはぎ上部にテーピングを施し「(代表の)キャンプに行ったままならここにはいない。今は何を言ってもアレなので、早く治すだけです」と終始うつむき加減で話した。

 C大阪も3月10日には鳥栖とのJリーグ開幕戦も控えているだけに、ソアレス新監督も「まだ何とも言えない」と心配そうな表情を浮かべた。清武は6日から始まるチームの宮崎キャンプには同行し、完全別メニューで調整していく予定だという。五輪を目指す関塚ジャパンはもちろん、W杯最終予選を控えるA代表にも影響を及ぼしそうだ。

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2012年2月5日のニュース