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沢 バルサ戦は負傷交代だった…代表合宿に影響も

[ 2012年2月5日 06:00 ]

2日のバルセロナとの親善試合で右ふくらはぎを痛めたINAC神戸・沢(中央)

 沢が右足を負傷していた。INAC神戸のMF沢穂希(33)は、2日にスペイン・バルセロナで行われたバルセロナとの慈善試合に先発しながら前半で退いたが、その際、右ふくらはぎの違和感を訴えていたことが分かった。8日の帰国後に精密検査を受ける予定。9日から和歌山県内で行われるなでしこジャパンの合宿に影響を及ぼす可能性もある。

 バルセロナとの慈善試合で、沢は本来のプレーを見せられないまま、前半終了でピッチを後にした。その原因が右ふくらはぎの負傷だった。試合前のウオームアップ時から違和感を感じていたという。無理してプレーしたことで悪化させた可能性がある。試合後、地元テレビの番組に出演予定だったが、急きょキャンセル。ホテルに戻ってアイシングなどの治療を受けた。現地の病院で検査する予定もあったが、症状がだいぶ治まったことから回避。翌3日はホテルで静養した。

 8日に帰国するまでチームに同行する方向で、帰国後に精密検査を受けることになる。長期離脱は免れそうだが、検査結果によっては、9日に始まる代表合宿にも影響がありそうだ。

 今回の代表合宿の大きな目的は若手の発掘。ただ29日開幕の国際親善大会アルガルベ杯(ポルトガル)に向けたチームづくりの貴重な機会でもある。既に守備のかなめDF岩清水が右足首の負傷で参加しないことが決まっている。さらに主将の沢が抜けることになれば、大きなマイナス。右ふくらはぎの回復具合が気になるところだ。

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2012年2月5日のニュース