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22年W杯招致へ手応え「コンセプト理解されている」

[ 2010年7月20日 09:32 ]

記者会見の後、記念写真に納まるサッカーW杯日本招致委員会の犬飼基昭委員長(中央)ら

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)招致を目指す日本招致委員会が20日、来日中の国際サッカー連盟(FIFA)視察団に対してのプレゼンテーション後に大阪市内のホテルで記者会見し、犬飼基昭委員長(日本サッカー協会会長)は「(視察団の)5人とも日本のコンセプトをかなり理解しているという手応えがあった」と語った。

 日本招致委は先にFIFAに提出した開催提案書(招致ブック)で「世界との共催」をコンセプトにFIFAの208加盟国・地域で立体映像のパブリックビューイングを行うことなどを提案。プレゼンでは大阪市の平松邦夫市長が決勝などの会場として建設予定の大阪エコ・スタジアム(仮称)の立体模型を使い、具体的に説明。鈴木寛文部科学副大臣が政府として開催をバックアップすることを訴えた。

 20日午後、視察団はチーム練習場となる堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターや、FIFA総会会場となる大阪国際会議場などを調査する。
(共同)

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2010年7月20日のニュース