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広島、初先発8人でアジア王者を撃破!

[ 2010年4月28日 06:00 ]

<広島・浦項>後半、決勝ゴールを決め佐藤寿(左)と喜ぶ槙野

 【ACL1次リーグ 広島4―3浦項】1次リーグ敗退が既に決まっていたが、最後に意地を見せた。今季、公式戦初先発となった8人の“控え組”が気を吐き、アジア王者の浦項を相手に4―3と競り勝った。試合開始直後に大崎が決めて先制。さらに李、桑田のゴールで一時は2点差まで突き放した。

 3―3の同点とされた後には、佐藤が前方に弱く蹴り出したPKを、走り込んだ槙野が決めるトリッキーなプレーで決勝点。Jリーグの開幕・清水戦では槙野がセットしたPKを後ろから走り込んだ佐藤がゴールしたが、後に反則と判明。本谷社長が謝罪声明を出す事態になっただけに、槙野は「迷惑をかけたが、今回はルールの範囲で決めました」と笑顔。佐藤は「誰が出ても同じサッカーができる。きょうは若手の頑張り」と今季初先発の8人を称えた。
 ▼浦項オリベイラ監督 グループで1位になれるかどうかを決める大事な試合だった。結果に対するプレッシャーが大きかったし、序盤にミスが出ていつも通りのプレーができなかった。

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2010年4月28日のニュース