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川崎F勝てなかった…1次リーグ通過ならず

[ 2010年4月28日 18:45 ]

川崎―北京 前半、先制点を許し、ぼうぜんとする中村(左から2人目)ら川崎の選手たち

 【ACL 川崎0―2北京国安】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、各地で1次リーグ最終戦を行い、E組の川崎はアウェーで北京国安(中国)と対戦。決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件となった一戦に0―2で敗れ、悔しい1次リーグ敗退となった。

 負けられない川崎Fは細かくパスをつないで攻撃を仕掛けたが、立ち上がりの好機に決め切れず、次第にミスから再三ピンチを招いた。前半26分、前線へのロングパスに抜け出したFWジョエル・グリフィスが落ち着いてゴールに流し込み、北京国安に先制点を決められてしまう。後半立ち上がりにもロングパスのカットからボールを失うと、カウンターでゴール前まで持ち込んだFWオットーがGK川島を振り切って2得点目をあげた。
 その後もパスがつながらず、逆にカウンターから攻め込まれる苦しい時間帯が続いた。終盤になるとようやくペースをつかみ、ゴール前で数的優位をつくって攻撃の形をつくったが得点にはつながらず。後半32分には狙い澄ました楠神のループシュートが決まったかと思われたが、惜しくもバーに嫌われた。

 ▼川崎・高畠監督 アウェーで難しい試合になったが、タフな戦いで選手は最後まで得点を狙いにいってくれた。失点したのは反省点。

 ▼北京国安・洪元碩監督 最初は緊張していた。だんだんと攻撃に力が入り、いい試合ができた。

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2010年4月28日のニュース