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浦和4連勝でストップ…決定力欠いて首位陥落

[ 2010年4月24日 20:26 ]

 【浦和0-1磐田】後半だけでシュート11本を放つなど押しまくった浦和だが、ゴールネットは揺らせなかった。フィンケ監督は決定力を欠いての0―1の敗戦に「選手もわたしもとてもがっかりしている。幸運が手伝っていればゴールは入っていた」とため息をついた。連勝は4で止まり、首位から転落した。

 指揮官が不運を嘆いたのはエジミウソンのシュートが2度もゴールの枠に嫌われた場面。前半23分に右足で狙ったシュートがバーを直撃し、後半5分にはヘディングシュートがポストをたたいた。
 ただ、幾度となく訪れたチャンスをものにできずに磐田に守り切られたのも事実だ。CKは10本、ペナルティーエリア付近のFKも何本もあっただけに、阿部は「セットプレーがあれだけあったので、1、2本は決めないといけない」と反省した。引いた相手に対して有効なミドルシュートも数えるほどだった。
 埼玉スタジアムでは2002年以来となる磐田戦の黒星。阿部は「上に行くためには負けを続けるわけにはいかない」と、上位対決となる次節の清水戦へ気持ちを切り替えた。

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2010年4月24日のニュース