ＦＣ東京のベテランＤＦが移籍「“生涯現役”貫く」

　Ｊ１のＦＣ東京は２９日、ＤＦ藤山竜仁（３６）がＪ２札幌に完全移籍すると正式に発表した。藤山はホーム最終戦となった前日の神戸戦に後半４４分から途中出場、試合後には約３万人のサポーターを前に「来季はＪ２札幌でプレーすることになりました」とサプライズ発表していた。

　藤山は１９９２年に鹿児島実から東京ガス入り。ＪＦＬからＪリーグに参入したチームを支え、Ｊ１ではリーグ戦１９２試合、カップ戦３８試合、天皇杯１９試合に出場した。

　藤山はクラブ広報を通じて「長い間、ご声援いただきありがとうございました。自分自身の『生涯現役』を貫き通し選手を続けたいと思います」とコメントを出した。