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“中田FC”設立、サッカーで世界貢献を

[ 2009年1月23日 06:00 ]

「TAKE ACTION FOUNDATION」を設立、会見する中田英寿氏

 元サッカー日本代表MFの中田英寿氏(32)が22日、慈善事業を行う一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」を設立したと都内で発表した。この日が32歳の誕生日だった中田氏は代表理事に就任した。手始めの活動としては、元日本代表の前園真聖氏(35)らがメンバーの「TAKE ACTION FC」を結成。団体の趣旨に賛同する自治体や企業に出向いて無償で試合やサッカー教室などを行い、収益の一部で世界各地にボールの寄付などを行う計画という。中田氏は「世界を見てきて、楽しみながらサッカーができることが一番みんなの役に立つ」と趣旨を説明。“第1戦”は4月12日に自身の故郷である山梨・甲府市で地元チーム相手に開催する方向で準備している。

 中田氏は06年に現役引退後、世界各地を旅してきた。昨年6月には横浜で海外の選手も招いて試合を開催しており、今後もサッカーを通じての社会貢献活動を目指す。今回の法人設立については「選手も対価をもらってセカンドキャリアが創出できる。すべての人間がプラスを享受できる仕組みだと思う」と話した。

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2009年1月23日のニュース