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岡田監督 ウズベク―豪州戦を視察へ

[ 2008年9月8日 16:33 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組で、日本は6日にバーレーンを3―2で下した。ハーフタイム時に控室の冷房が故障し、レーザー光線による妨害行為、客席から投げ付けられるペットボトル…。敵地マナマでの厳しい“アウェーの洗礼”を乗り越え、初戦で価値ある勝利を手にした。

 勝ち点3の余韻に浸っている暇はない。日本は次の試合日の10日にゲームがないが、岡田監督は既に第2戦のウズベキスタン戦(10月15日・埼玉スタジアム)へ照準を合わせている。8日に帰国したばかりだが、息つく間もなく9日にタシケントへ出発。ウズベキスタンが、ホームにオーストラリアを迎える10日の試合を視察する。
 「試合を分析して検討する。相手次第で、やることを変えるつもりはないが」と岡田監督。日本のスタイルを維持しつつ、敵情を把握して万全を期す構えだ。マナマからの帰途、機内で3時間ほど会談した日本協会の犬飼会長も、指揮官の望み通りに準備が進むよう一層の支援を約束した。
 第2戦に向け、中村俊(セルティック)は「Jリーグや欧州のリーグで、みんなが少しでも向上して次に集まりたい」と話した。

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2008年9月8日のニュース