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敵のサイド攻撃の芽…Wボランチが摘む!

[ 2008年9月1日 06:00 ]

汗を飛ばしながらシュートを放つ遠藤

 【日本代表】岡田監督が守備の立て直しに躍起だ。8月20日のウルグアイ戦で岡田ジャパン過去最多となる3失点。自信を持っていた堅守が崩されたため、指揮官はこの日の10対10のミニゲームで主力組の4バックとボランチに付きっきりだった。

 4バックは右から内田、中沢、闘莉王、阿部。ボランチは遠藤と中村憲が務めた。相手のサイドが攻撃を仕掛けた時、相対するサイドバックが前にプレスをかけにいくと、その後ろのスペースが狙われる。そのためサイドバックは低い位置を保ち、ボランチが守備に行くことを徹底した。
 指揮官は練習後に阿部と中村憲を呼んで細かく指示を出し「阿部ちゃんが行くと穴が空くので、ボランチが行くということ」と中村憲。DF中沢は「4バックの鉄則。真ん中(中盤)の運動量で対応してもらった方がバランスは崩れない」と話していた。

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2008年9月1日のニュース