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沢執念弾!なでしこ0―2から追い付いた!

[ 2008年8月6日 18:01 ]

後半、沢(10)が同点ゴールを決める

 【北京五輪・サッカー女子】東京、ソウルに次ぐアジアで3度目の夏季五輪が8日、北京で開幕する。開会式に先立ち、6日には全競技のトップを切ってサッカー女子1次リーグが3会場で始まり、G組の日本は秦皇島(河北省)でニュージーランドと対戦、2―2で引き分ける厳しいスタートとなった。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が10位で、ニュージーランドが24位。格下を相手に「なでしこジャパン」は2点を先制されたが、宮間のPK成功に続いて、3度目の出場となったエース沢穂希(日テレ)の五輪初ゴールで同点に追いついた。G組のもう1試合は、前回金メダルの米国とノルウェーと強豪が対戦する。

 ◆犬飼基昭・日本サッカー協会会長の話 よく追い付いてくれた。意味不明な判定が多かったが、影響されず、冷静に戦っていた。次の2試合頑張って1次リーグを突破してほしい。

 【日本2―2ニュージーランド】日本は2点差を追い付き、ニュージーランドと引き分けた。0―2の後半27分、宮間のPKで1点差に詰め寄ると、同41分に沢が右FKをゴール右から右足のボレーシュートでけり込んだ。
 優勢だった前半に大野が再三の決定機を逃して苦戦。だが選手たちは冷静さを失わずに反撃し、なんとか勝ち点1をもぎ取った。

(共同)

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2008年8月6日のニュース