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横浜 中沢に闘将封じ任せた!

[ 2008年3月6日 06:00 ]

別メニューで調整する中沢(左)

 横浜は闘莉王対策に着手した。桑原監督は「(闘莉王に対して)しっかり競ることが大切。周りの選手は競り負けるのを想定したポジションをとらないといけない」と果敢に攻撃参加してくる大型DFを警戒。5日の紅白戦では控え組に仮想闘莉王として1メートル91の梅井を配置して、パワープレーに対する守備を確認した。

 指揮官はセットプレーでは闘莉王のマークをDF中沢に任せることも明言した。右足首捻挫で離脱中の中沢は、この日も別メニュー調整だったが、開幕戦には間に合う見通し。「闘莉王は自分のヘッドのポイントを知っている。やられないように頑張る」と力を込めた。

 6日は完全非公開で紅白戦を実施し、浦和戦に向けた最終確認を行う予定。中沢を加えて闘莉王が上がってきた時のマークの受け渡しなどをチェックすることになる。リーグ戦での浦和戦は03年9月13日にアウェーで3―0で勝ったのを最後に、約4年半も白星がない。不名誉な記録を止めるためにも、浦和の得点源の闘莉王を封じて勝ち点3を引き寄せる。

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2008年3月6日のニュース