渡瀬　２回ともＫ点越え２１位、納得の飛躍「できることできた」

男子ノーマルヒル決勝を終え、引き揚げる渡瀬雄太

ソチ五輪男子ノーマルヒル決勝

（2月9日）
　初めて五輪に挑んだジャンプ男子の渡瀬は２回ともＫ点を越え２１位。「力の差があるのは分かっている。でも今できることは２回ともできた」と納得した。

　北海道・札幌日大高時代に欧州のＷ杯を転戦するなど将来を嘱望される存在だったが、社会人になって伸び悩んだ。３１歳でようやく五輪にたどり着いた。「最高の舞台で飛ばせてもらう喜びと感謝の気持ちしかなかった」とかみしめるように話した。（共同）