日本は３位で予選敗退　Ｓトラック女子3000リレー

ショートトラック女子３０００メートルリレーで敗退、ガックリの日本チーム

　ソチ五輪第４日の１０日、スピードスケート・ショートトラックの競技が始まり、女子３０００メートルリレー予選で日本は２組で登場。各組２位までが１８日の決勝に進むことができたが、４チーム中３位で敗退となった。決勝には韓国、カナダ、中国、イタリアが勝ち上がった。

　伊藤亜由子（２７＝トヨタ自動車）桜井美馬（２４＝東海東京証券）清水小百合（２５＝中京大職）酒井裕唯（２６＝日本再生推進機構）が、中国、オランダ、イタリアと対決。途中、前を行くオランダ選手が転倒するアクシデントもあったが、結局３位に終わった。

　伊藤は「（リレーで）中国以外の国は３、４走が終盤にばてると思ったのでそこで抜く作戦だったが、１、２走のところで付いていけなかった」とコメント。酒井は「序盤に離されたのが敗因。悔しい。スピード力が足りなかったわけではない。うまくタッチを合わせられれば勝負できた」と悔しがった。

　清水は「もう少し勝負できると思ったが、レースの中に自分たちだけ入っていなかったのを痛感した」と語った。

　日本は男子１５００、女子５００に各３選手が出場したが、こちらも全員予選で敗退した。