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高橋大輔 会場で初練習 “ゴースト曲”流さずフリー曲で

[ 2014年2月10日 23:05 ]

記者会見を終え、引き揚げるフィギュアスケート男子の高橋大輔(手前)と町田樹

 ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを目指す高橋大輔(関大大学院)が10日、試合会場で初練習して氷の感触やジャンプの感覚を確かめた。13日のショートプログラム(SP)に向けて「きのうよりも気持ちが入った。体はすごくいいので、スケートの調子が徐々に上がっていけばいい」と明るい表情で話した。

 高橋は音楽の作曲者が佐村河内守さんとは別人と判明したSPではなく、フリーの演目の曲を流して滑った。羽生結弦(ANA)はフリーで跳ぶ4回転サルコーに課題を残した。「団体は終わったので、個人としてしっかり演技できればいい」と気合を入れ直した。

 9日に団体のフリーを演技した町田樹(関大)は個人種目に向けて再始動し、疲れを見せず精力的に調整。その後、高橋とともに記者会見に臨み「個人戦のほかに(団体で)もう一度滑れた喜びを感じている。それが一番のメリット。もちろんメダルを狙っていきたい」と意気込んだ。女子の鈴木明子(邦和スポーツランド)も練習リンクで滑り、ジャンプの回転が抜ける場面があり「ジャンプの調子を上げたい」と言った。(共同)

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2014年2月10日のニュース