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沙羅“夜更かし生活”スタート、公式練習では課題残す

[ 2014年2月10日 05:30 ]

イラシュコ(右)らとともに練習に臨む高梨

 ジャンプ女子の高梨沙羅(17=クラレ)が夜型人間へと脱皮した。9日は会場で現地入りしてから2度目となる公式練習を行った。

 1回目のジャンプは100・5メートルを飛んだイラシュコ(オーストリア)がトップで、高梨は98・5メートルの2位。「なかなか自分のポジションに乗れない」と助走に課題を残し、2回目もフォクト(ドイツ)、イラシュコに距離で劣った。

 まだ修正点はあるものの、コンディション調整はしっかりと進めている。11日の試合開始は午後9時30分。未体験の遅いスタート時間になるため「チームの3人で話し合って時間つぶしで朝の4時まで起きている」とソチ入りしてから夜更かし生活を始めた。

 選手村の部屋にはテレビがなく、前日は日本選手の支援拠点で夜遅くまで女子モーグルを観戦した。上村の滑りに「惜しかったというか、わたしの中ではちょっと納得がいかない」と採点に首をひねった。深夜になると同部屋の伊藤有希とうるさくはしゃぐこともできず、スマホで五輪の中継やドラマ、お笑いの動画を見て過ごしているという。正午起床で睡眠もばっちり。あとはジャンプの調整次第だ。

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2014年2月10日のニュース