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56年ぶりに“里帰り”!高藤“誇り”取り戻す

[ 2013年9月9日 06:00 ]

2020年「東京」五輪決定

 五輪で唯一、日本を母国とする競技が、56年ぶりに“里帰り”する。64年東京で五輪正式競技入りした柔道の舞台は、当時と同じ聖地・日本武道館。今年に入り、不祥事が続いた柔道界が誇りを取り戻すためには、最大で最高の舞台となる。

 先月、リオデジャネイロで行われた、世界選手権で誕生した男子の金メダリスト3人のうち、60キロ級の高藤直寿(20=東海大)は、11年世界ジュニア(南アフリカ・ケープタウン)の覇者で、20年もまだ20代後半。「7年後は自分の全盛期だと思う。リオに続いて、2度目の五輪で金メダルを獲る。東京で勝てたら周りの人への恩返しにもなる。他の場所よりも頑張れる」と意気込む。また、世界ジュニアで8階級中7階級を制した女子も今後の台頭が期待される若手が多い。

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2013年9月9日のニュース