キングジョージVのゴリアット、BCターフ1番人気タイ浮上 師「BC、ジャパンC、あらゆる選択肢ある」

[ 2024年7月28日 11:12 ]

 欧州12F路線の夏の大一番、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、良馬場)は27日、英国の首都ロンドン近郊のアスコット競馬場で9頭で争われ、スミヨン騎乗のゴリアット(せん4=仏F・グラファール、父アドラーフルーク)が道中5番手から直線、グイグイ伸びて差し切った。良馬場で勝ち時計は2分27秒43。

 これがキャリア9戦目。先月ロイヤルアスコット開催最終日のハードウィックS2着をステップに初のG1チャレンジで見事、ビッグタイトルをものにした。

 せん馬のため、凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン芝2400メートル)には出走できない。グラファール師は今後について英アットザレーシズの取材に「馬の様子を見ながらだから今、はっきり言えないけどブリーダーズカップ、ジャパンカップなど、あらゆる選択肢がある」とコメントした。

 キングジョージの結果を受け、大手ブックメーカーはBCターフ(11月2日、デルマー芝2400メートル)のオッズを修正。英bet365社はゴリアットと英ダービー馬シティオブトロイ(牡3=愛A・オブライエン、父ジャスティファイ)を1番人気タイの8倍に設定している。

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