【住之江・G1太閤賞】瓜生 21度目のG1V!選手会・代表就任後初の特別制覇

[ 2024年3月30日 04:55 ]

優勝カップとメダルを手にする瓜生正義
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 ボートレース住之江の開設67周年記念G1「太閤賞競走」は29日、第12Rで優勝戦が行われ、瓜生正義(48=福岡)がイン速攻で優勝を飾った。G1は20年10月平和島以来となる21度目のVで、住之江は4度目の特別制覇(G1は初)。なお2着は丸岡正典、3着には谷野錬志が入った。

 瓜生のイン起こしは130メートルよりも前からと絶好。スタートで飛び出したのは谷野(コンマ00)だったが、慌てることなく1Mで全速逃げを決めると、捲り差してきた丸岡をバック半ばで突き放してVゴール。

 「緊張しました。いいスタートを行ったと思ったけど最後に落としました。でも結果は良かったですね。1Mは丸岡君が寄せてきたので、ちょっと焦ったけど逃げ切れましたね」
 前走のびわこ一般戦で、21年住之江グランプリ以来という久しぶりの美酒は“選手会・代表”になってからは初めての特別Vだ。

 「勝ちに対する気持ちが薄れていたかもしれないですね。昨年末ぐらいからふがいないレースが続いていたので、イレ込まないといけないと思っていました」

 現在は“二足のわらじ”を履いているため、スタート事故はもちろん、いろいろな面で気を使っているのは確か。それだけに、この優勝はうれしいはずだ。気の早い話だが、賞金ランクも第7位へ浮上した瓜生。「グランプリに出られるように頑張ります」と最後は“代表”らしくビシッと締めくくってくれた。 (柳川 哲也)

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