ウールデュボヌール　評判の逸材に競り勝ってド根性を誇示

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　【新馬戦総括】札幌記念ウイークはまず北の大地で勝ち上がった2頭に注目したい。日曜の一戦は人気を分け合ったキタサンブラック産駒の一騎打ち。勝ったウールデュボヌールは道中、若さを見せながらも直線は根性を発揮して競り勝った。2着のウインマクシマムも評判の逸材。前半のペースが遅く勝ち時計は平凡だが、中身の濃い勝ちっぷりだった。

　土曜のラヴスコールは強烈な末脚で差し切りV。現在3勝クラスの全姉スコールユニバンスは3歳未勝利戦の最終週に勝ち上がったが、420キロの小柄な妹は早い時期から活躍を期待できそう。

　ほかに日曜に勝ち上がった2頭もA評価。小倉のジュンゴールドはゴーサインが出てから瞬時に反応し3馬身半差の快勝、大物感たっぷりの勝ち方だった。

　新潟の良血アドマイヤベルは好調スワーヴリチャード産駒。直線一気の末脚が光った。