00年ダービー馬アグネスフライト死す 26歳、老衰で 社台F・東礼治郎場長「感謝の気持ちでいっぱい」

[ 2023年1月11日 17:31 ]

<第67回日本ダービー(G1)>優勝したアグネスフライトの河内洋と長浜博之師(左から2人目)
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 JRAは11日、2000年ダービーを制したアグネスフライト(父サンデーサイレンス)が老衰のため、息を引き取ったと発表した。26歳だった。

 引退後は北海道浦河町の日高スタリオンステーションで種牡馬として供用され、種牡馬引退後は北海道千歳市の社台ファームなどでけい養されていた。

 ▼社台ファーム場長・東礼治郎氏 年が明けて起立不能となり、スタッフ一同、懸命に治療を行い、回復を願っていましたが、きょう力尽きて、安楽死の措置が取られました。現役引退後は日高スタリオンで種牡馬生活を送り、種牡馬引退後は社台ファームに乗馬として引き取り、若いホースマンの指導役として活躍してくれました。乗馬引退後は社台ブルーグラスファームに移り、功労馬厩舎にてローエングリン、スカーレットブーケ、スティンガーたちと悠々自適な放牧生活を満喫していました。一昨年の夏に一度、体調を崩して以降は健康状態に波がなく、ここまで丈夫に過ごしていました。エアシャカールと体をぶつけ合いながらも鼻差で勝利をもぎ取ったダービーのゴールシーンは鮮明に脳裏に焼き付いています。26歳、最後まで立派でした。長きにわたり、我々と過ごしてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。安らかに眠ってほしいと思います。

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