【チャンピオンズC1週前追い】ハピ　しっかり追いも余力十分、横山典「時計的にも十分」

横山典を背にCWコースにて併せ馬で追い切るハピ（左）　（撮影・亀井直樹）
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　ハピ（牡3＝大久保）は前走のみやこSが不完全燃焼の4着だったが、わずかに0秒1差。通用の力を見せた。1週前は横山典が騎乗しメモリーエフェクト（4歳3勝クラス）との併せ馬。直線内に併せ1馬身遅れも6F81秒3～1F11秒5の時計を余力十分に刻んだ。「1週前なのでしっかりめにやりました。良かったし時計的にも十分」と大久保師は目を細める。

　3勝目を挙げた春の鳳雛S以降、勝てない競馬が続くが確実にキャリアを積み重ねてきた。指揮官は「前走はスムーズな競馬ができなかった。運が良ければ、サッと前が空くのだろうけど。調子の波が少ないタイプ。中京なら、いい回り方ができると思う。まだ来年、再来年と馬は成長すると思うが、現時点でもよく走れています」と期待十分に送り出す。

　▼レッドソルダード（奥村豊師）栗東P（8）5F67秒9～53秒1～38秒8～1F11秒2　涼しい時季は活気があります。振り返れば夏はコントロールしやすいと思ったが、秋は断然エネルギーがある。簡単には諦めない、粘り強く走れる状態にあります。

　《回避》チャンピオンズCに登録があったケイアイパープル（牡6＝村山）、ラーゴム（牡4＝斉藤崇）は同レースを回避して交流重賞の名古屋グランプリ（12月8日、名古屋）に向かう。