【新馬戦総括】ハーエクセレンシー　非凡な瞬発力　ヒシルリアンは好センス

　暑さ対策のため2週間休んでいた小倉競馬が先週から再開。新潟、小倉、札幌の3場で新馬戦が行われた。新潟土曜6R（芝1400メートル、牝馬限定）を勝ったハーエクセレンシーの非凡な瞬発力が目立った。道中は中団で外々を回らされる形だったが、直線を向いても手応え十分。上がり3Fは35秒1とさほど目立つ数字ではないものの、大外を一瞬にして突き抜けた。あの勝ちっぷりなら距離が延びても大丈夫そうだ。

　新潟日曜5R（芝1800メートル）のヒシルリアンはセンスあふれる内容。好スタートからサッと2番手につけ、折り合いもばっちり。仕掛けてからの反応も鋭かった。次戦ではさらなる上積みが期待できる。小倉土曜5R（芝1200メートル）のメイショウコギクは逃げて6馬身差の圧勝。血統的には距離が延びても問題なさそうだ。