期待の2歳馬が続々デビュー ヴィアルーチェは父アルマンゾル 伯父にG13勝馬アドマイヤマーズ

[ 2022年8月16日 05:30 ]

20日の新潟でデビューするヴィアルーチェ
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 今週も新潟、小倉、札幌の3場で新馬戦8鞍が行われ、期待の2歳馬が続々デビューする。中でも注目したいのが、新潟土曜5R(芝1200メートル)に出走するヴィアルーチェ(牝=奥村武、父アルマンゾル)。伯父にG13勝馬アドマイヤマーズ(18年朝日杯FS、19年NHKマイルC、香港マイル)がいる、アイルランド産の血統馬だ。

 10日の1週前追いでは古馬オープン馬と互角の動きを見せ、ポテンシャルの高さを示している。Wコースでホウオウスクラム(7歳オープン)を4馬身追走してスタート。直線内に入るとゴール前鋭く伸びて併入に持ち込んだ。馬なりで5F70秒4~1F11秒8と非凡な末脚を披露。3日にも5F68秒9~1F11秒6をマークしており、きっちり仕上がっている。奥村武師が「何の心配もない。素直で行儀が良くて、カイバ食いもいい。いいスピードがあるし調教も動いている」と、手放しで褒めるほどの仕上がりだ。

 母の母ヴィアメディチの子がアドマイヤマーズ。非凡なスピードは伯父が証明しているだけに、ヴィアルーチェの秘めたるポテンシャルもかなりのものが見込める。馬体重は430キロほど。鞍上は岩田康を予定している。

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2022年8月16日のニュース