【中京記念】激走のカテドラルはじめました!初コンビ団野とCWラスト1F11秒3

[ 2022年7月22日 05:30 ]

団野大成が騎乗し、CWコースで速いラップを刻んだカテドラル
Photo By 提供写真

 夏男が今年も小倉で花火を上げる。サマーマイルシリーズ第2戦「第70回中京記念」(24日、小倉)は21日、出走馬が確定した。昨年の2着馬カテドラルが新コンビの団野大成(22)を背に木曜追い。栗東CWコースで軽快な動きを見せた。

 狙い澄ましたローテ、夏男が今夏も激変スタンバイを整えた。カテドラルは新コンビを組む団野が騎乗、CWコースを馬なり単走で5F69秒1~1F11秒3。坂路で見せるピッチを利かせた脚さばきで、直線は軽快に駆け抜けた。初コンタクトを取った鞍上は下馬した後、トレーナーとのやりとりを終えて切り出した。

 「ハミをかむところがあると聞いていました。途中からかみ始めるところはありましたけど、これくらいは動けるのかなと思います。背中のいい馬ですね。息遣いも良かったです」

 能力は秘めている。うまく気持ちを乗せられるかどうか。テン乗りの成績が【1・2・1・3】で先入観なく乗れる方がいいのかもしれない。鞍上は「スパッと切れるイメージではないですね。やめるようなところがなければ。一歩目のスタートが大事かなと思います」とイメージを膨らませた。

 安田記念からここへ向かうローテは昨年と同じ。昨年は12→2着と見事に巻き返した。7~9月は6戦4勝、2着1回の好成績。池添学師は「夏の方が成績はいいですからね。ジョッキーもいい感触をつかんでくれました。予定通りです。今回は当週をコース追い、調整方法を変えてみます。去年とは変化は感じないですね」と前向きに語った。

 今年の安田記念は18着大敗。だが、ご心配なく。この馬は2桁着順からの激変実績が豊富だ。全てオープンで11→2着、10→1着、12→2着と3回。9→2着もある。重賞で6度の馬券絡み、そのうち6番人気以下が5回。人気急落の時こそ赤丸チェックだ。

 「前走はブリンカーを着けたけど変わらなかった。今回は外していきます。昨年もいいレースをしているので、後は気持ちだけですね」と見通しを語った。夏のリターンマッチ。再び変わる。信じ切った者だけが、今年も好配を手にする。

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2022年7月22日のニュース