【山吹賞】ディープインパクト産駒の2億円馬　トーセンリョウがデビュー2連勝!　青葉賞を視野

トーセンリョウ
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　中山9Rの山吹賞（芝2200メートル）は１番人気のトーセンリョウ（牡3＝加藤征、父ディープインパクト）が悠々と差し切って、昨年11月の新馬戦に続くデビュー2連勝を決めた。

　道中は超スローペースの3番手。直線で手応え良く抜け出し、2着のブラックボイスに2馬身半差の完勝だった。田辺は「思った通りの競馬をしてくれた。気が上ずりそうな感じはあるけど、いいものは持っている。馬っぷりはまだ子供で、これからどんどん良くなると思う」と将来性を評価。加藤征師は「距離は延びていいと思う。今後はオーナーと相談してきます」と語り、青葉賞（4月30日、東京）を視野に入れた。

　トーセンリョウは父がディープインパクト、母が米GⅠアメリカンオークスを制したカンビーナという血統。全兄にはオープンで活躍中のトーセンカンビーナやファルコニアがいる。20年のセレクトセール1歳で2億円（税抜）で取り引きされた。