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【毎日杯】ピースオブエイト 無傷3連勝!勝負根性を武器にいざクラシックロードへ

[ 2022年3月27日 05:30 ]

毎日杯のゴール前でベジャールを振り切り無敗で重賞制覇を果たすピースオブエイト(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 阪神で26日行われた3歳重賞「第69回毎日杯」は4番人気ピースオブエイトが逃げ切り、無傷3連勝で重賞初V。G1戦線に堂々と名乗りを上げた。

 今年も出世レースからスター候補が誕生した。二の脚を生かして先頭に立ったピースオブエイトが最後まで抜かせない。類いまれな勝負根性で押し切った。藤岡佑は金鯱賞を同じく逃げ切りで制したジャックドールに続く今年の重賞2勝目。素質あふれる3歳馬を無傷の3連勝に導いた。

 「馬場を考えて先生(奥村豊師)からは“前めで”というオーダーがありましたし、逆らわずに乗りました。ラスト1Fすぎで2着馬に一回、前に出られたが、そこから歯を食いしばって前に出てやろうという気持ちがあった。馬の力に助けられましたね」

 まさに勝負のポイント。背後から迫ったのは弟・藤岡康騎乗のベジャール。かわされかけたが再加速して、100キロ近く大きい564キロの巨漢馬を突き放した。見守った奥村豊師も「改めて精神力の強さを感じた。自分たちが思っている以上に上の上の結果で来ています」と驚きを隠せない。

 古くは88年オグリキャップ、99年テイエムオペラオー、04年キングカメハメハが制した出世レース。芝1800メートル戦になった07年以降も勝ち馬の08年ディープスカイ、13年キズナ、21年シャフリヤールがダービーを制した。次走は未定ながら、鞍上は「まだまだ成長の余地を残していた中で素晴らしい動きをする。いろいろな可能性を秘めた馬だと思います」と将来性を評価する。雨中の仁川からクラシックロードの新星が誕生した。

 ◆ピースオブエイト 父スクリーンヒーロー 母トレジャーステイト(母の父オアシスドリーム)19年1月7日生まれ 牡3歳 栗東・奥村豊厩舎所属 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績3戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金5783万9000円 馬名の由来は大航海時代の価値の高い貿易通貨。母名より連想。

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