【ドバイワールドカップ】米国馬カントリーグラマー快勝 デットーリ「信じられない、夢のようだ」

[ 2022年3月27日 13:03 ]

カントリーグラマーで勝利したデットーリ騎手(AP)
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 同じ米国のライバルを負かし、カントリーグラマー(牡5=バファート、父トーナリスト)が快勝した。ハナを切った1番人気ライフイズグッドを視界に入れ、道中3番手から。3、4コーナーで置かれそうになりながらもデットーリが鼓舞すると直線加速。ラスト100メートルでとらえ、最後はこれも米国勢の2着ホットロッドチャーリーに1馬身3/4差で昨年5月のハリウッドゴールドカップ以来のG1・2勝目を飾った。

 初コンビを組んだデットーリは2000年ドバイミレニアム、03年ムーンバラッド、06年エレクトロキューショニスト以来、このレース4勝目。「信じられない、夢のようだ」と相棒をたたえた。

 バファート師にとってライフイズグッドは元管理馬。共同オーナーのアムル・ゼダン氏は「以前、同じ厩舎で一緒に調教していたライフイズグッドに敬意を払っています」と敗者をリスペクトしつつ「この勝利は私にメディーナスピリットのことを思い出させます」と昨年5月のケンタッキーダービー1位入線を果たしながら禁止薬物騒動で失格、12月に心臓発作で急死した愛馬に思いをはせた。

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2022年3月27日のニュース