【高松宮記念】丸田ナランフレグ 悲願のG1初制覇!レース後に歓喜の涙「先生(宗像師)に恩返しできた」

[ 2022年3月27日 16:41 ]

<中京11R・高松宮記念>高松宮記念を制しウイニングランでガッツポーズの丸田騎手(撮影・亀井 直樹)
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 春の短距離王決定戦「第52回高松宮記念」(G1、芝1200メートル)は27日、中京競馬場で行われ、8番人気のナランフレグ(牡6=宗像)がG1初挑戦V。デビュー16年目の鞍上・丸田恭介騎手(35)も悲願のG1初勝利となり、レース後に「先生(宗像師)に恩返しができたと思うととても幸せです」と大粒の涙を流しながら喜んだ。

 丸田はレース後、目に涙を浮かべ言葉に詰りながら「最後、直線が空いて抜けてきた時は本当に…本当にうれしかったです」とコメント。「僕自身うれしかったんですけど、ファンの人からもっと喜んでいいって声をかけてもらって…大きくガッツポーズをしました」とファンの声援にも心を打たれたことを明かした。

 ナランフレグについては「道中は馬のリズムだけを考えてポジション取りしてました。阪神でオープン特別勝たせて頂いたときも、こういう形でこなしてくれていたことがあったので、自信をもってインコースにいきました」と愛馬に感謝。

 これで宗像師も開業30年目にして初のG1制覇となり、丸田は「先生(宗像師)にはずっとお世話になりっぱなしで…なにか一つでもと思っていたので、この大きな舞台で恩返しができたと思うととても幸せです。有り難いです」と泣き崩れながら快挙達成を喜んでいた。

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