【AJC杯】経験豊富なソッサスブレイの意外性魅力

[ 2022年1月19日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=18日】芝&ダート兼用馬を二刀流と呼ぶのは定着したが、AJC杯出走ソッサスブレイはもっと凄い。地方、中央、ダート、芝、短~長距離、障害とお構いなしに52戦を走ってきた。「一体、何刀流だろう?」と指を折る高木の横で、粕谷師は「ここまでよく頑張っているよ。今は中央の水にも慣れてきたし、大知(柴田)も手の内に入れてくれている」と目を細めた。

 その高配メーカーぶりはここでも怖い。昨年馬券に絡んだ2回(関越S、ディセンバーS)は16、15番人気で、共に単勝オッズは150倍以上。師は「意外性があって、どんな相手でも気にしないし、位負けしないのがいいんだろうね」とニヤリ。ここは中央重賞初挑戦だった昨年AJC杯(16着)のリベンジマッチとなるが、師は「ようやくこの馬のパターンが分かってきた。ちょこちょこ放牧に出す方がいいみたい」と好状態をアピールする。波乱の決着が目立つ22年の重賞戦線。穴党は要チェックかも。

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2022年1月19日のニュース