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【東海S】プリティーチャンス 14年ぶりの牝馬Vへ!5歳で本格化ムード、前々走の末脚高評価

[ 2022年1月19日 05:30 ]

プリティーチャンス
Photo By スポニチ

 真冬の中京ダート決戦「第39回東海S」はG2らしく力のあるメンバーがそろった。牡馬に交じってタイトル奪取のチャンスをうかがうのが5歳牝馬プリティーチャンスだ。昨秋オープン入りを決め、その後の重賞2戦でも上位争いに加わった。コース替わりは歓迎。末脚をフルに生かす。

 メキメキ力をつけている。プリティーチャンスは昨秋、休み明けの内房Sを制してオープン入り。重賞初挑戦となった、みやこSは後方から大外を回り、4着までポジションを上げた。馬券圏内には届かなかったが上がり3Fはメンバー2位タイ。野中師はあの内容を高く評価している。

 「ずっと外を回らされたが、直線は差し切るか…という勢いで伸びてきた。枠(16番)が内だったら際どかったと思うし、価値のあるレースをしてくれた」

 交流重賞の前走・クイーン賞は初のナイター競馬で中央最先着の3着と見せ場をつくった。「ナイターも影響したと思うが、器用さに欠けるところがあり、小回りで内にモタれていた。それを考えれば、よく走っている」と振り返る。

 前走後は再度、牝馬限定のTCK女王盃(26日、大井)を予定していたが補欠1番手で出走がかなわず。あらかじめ除外になった際に想定していた通り、ここに目標を切り替えた。メンバーを見るとアイオライト、サルサディオーネと出脚の速い先行馬がそろう。末脚勝負のこの馬に展開の後押しがありそうだ。「積極的に運ぶ馬を見ながら、じっと我慢して(脚を)ためる形に持ち込みたい。最後は確実にいい脚を使ってくれる。うまく展開がはまれば」とイメージする。

 全休明けの火曜朝はCWコースを周回。軽いキャンターながらラスト1F14秒1を刻んだ。体を大きく見せ、毛ヅヤもピカピカ。明け5歳を迎え、本格化ムードを漂わせている。「しっかりカイバを食べて、いい筋肉がついてきた。心身ともにパワーアップしているし、落ち着きもある」と充実ぶりをアピール。野中厩舎にとって19年にインティで制した縁のあるG2だ。92年チェリーコウマン(当時はウインターS)、00年ファストフレンド、08年ヤマトマリオン以来、14年ぶり4頭目の牝馬Vへ。【1・1・0・0】と好相性の中京ダート1800メートルでタイトル奪取のチャンスをモノにする。

 《昨年に続き激走だ!》97年のG2昇格後、牝馬は延べ25頭が出走。5頭が馬券に絡んでいる。08年に13番人気ヤマトマリオンが激走Vを飾り、それ以降は12年2番人気5着ミラクルレジェンド、19年3番人気12着アンジュデジールなど苦戦が続いた。潮目が変わったのが昨年だ。6歳メモリーコウが12番人気3着で13年ぶりに馬券圏内へ。今年、牝馬はサルサディオーネ、プリティーチャンスがエントリー。牡馬相手に奮闘する。

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