重賞2勝キョウエイボーガン死す 33歳、ミホノブルボンの同期

[ 2022年1月3日 03:56 ]

 92年神戸新聞杯など重賞2勝を挙げたキョウエイボーガン(牡33、父テュデナム)が1日、繋養先の乗馬クラブアリサ(群馬県)で息を引き取った。引退馬協会が2日に発表した。昨年末から蹄葉炎が悪化していたという。

 果敢な逃げを武器に通算13戦5勝。92年の菊花賞では三冠が懸かっていた同型ミホノブルボン(2着)を抑えて先頭を奪った(16着)。当時は“三冠達成の邪魔をした”などと批判の的となったが、ファンが多い馬でもあった。現役引退後は廃用される予定だったものの、同馬のファンの女性によって引き取られ、晩年は引退馬協会のフォスターペアレント制度(里親制度)を利用して馬生を全うした。

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2022年1月2日のニュース