【川崎・報知オールスターカップ】今年最初の重賞を制するのはどの馬だ 個性豊かな有力古馬を紹介

[ 2022年1月2日 08:00 ]

中央所属の2歳時には川崎で全日本2歳優駿を制したノーヴァレンダ
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 2022年最初の南関重賞「第58回報知オールスターカップ」(S3、4歳以上オープン、2100メートル、地方交流)が3日(16時35分発走予定)、昼開催の川崎競馬場で行われる。今年は他地区所属馬の出走はなく、南関東勢によるフルゲート14頭。1着賞金は2000万円。優勝馬には交流G1川崎記念(2月2日、川崎2100メートル)と、交流G2ダイオライト記念(3月23日、船橋2400メートル)への優先出走権が付与される。

 今年も個性豊かな有力古馬がそろった。まずは地元のノーヴァレンダ(牡6=川崎・内田)。JRA所属だった18年12月には川崎マイルでのG1全日本2歳優駿を制覇した実力の持ち主だ。昨年秋の当地移籍戦はオープン特別で首差2着だったが、今回と同舞台の前走・準重賞で後続に7馬身差をつける圧勝。S3ならばいつ勝ってもおかしくない存在と言える。フレッチャビアンカ(牡5=船橋・川島一)は岩手所属時に地方全国交流の3歳重賞ダービーグランプリでV。船橋移籍の昨年は5戦目の長距離S1東京記念で鮮やかな差し切り勝ちを決めた。川崎コースとの相性も2戦1勝、2着1回と良好だ。

 昨年の当レースは16年の羽田盃馬タービランスが快勝したが、今年も羽田盃馬が2頭参戦する。20年羽田盃馬ゴールドホイヤー(牡5=川崎・岩本)は重賞3勝の実績。トランセンデンス(牡4=浦和・小久保)が21年羽田盃以来のタイトル獲得を狙う。セイカメテオポリス(牡4=大井・渡辺和)は昨年9月、7番人気で川崎2100メートルの3歳S1戸塚記念を制しており、侮れない存在となる。

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2022年1月2日のニュース