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名古屋競馬の宮下瞳 国内女性騎手初の通算1000勝「ほっとした」

[ 2021年11月18日 17:13 ]

第2レースに臨む宮下瞳騎手。リアルスピードに騎乗して1着となり、中央・地方を通じて国内女性騎手初の通算千勝を達成した
Photo By 共同

 歴史的瞬間だ。名古屋の女性ジョッキー、宮下瞳(44)が18日、名古屋2R(ダート1400メートル)でリアルスピードに騎乗して1着となり、中央・地方を含めて国内女性騎手初の通算1000勝を達成した。

 前日2勝でリーチをかけ、この日ひと鞍目の騎乗で決めた。道中4、5番手。向正面から徐々に押し上げていく。手応え良く4コーナーを回ると直線半ばで前のコマフォーゼをとらえ、3馬身差でメモリアルVのゴールを駆け抜けた。

 「いつもリーチがかかると、なかなか勝てない。ほっとした。乗り難しい馬だったので気持ち良く走らせてあげられたらいいなと思っていた。復帰したときは1000勝までいけるとは思っていなかった」

 95年にデビューし、11年に一度引退した。結婚、息子2人の出産を経て16年に復帰、昨年は国内女性初の年間100勝を達成。子育てをしながら深夜から調教に騎乗するなどハードな生活を続け、活躍してきた。

 ひとつの区切りを迎えたが騎手としてのゴールは、まだ先。きっと、この勝利も通過点に過ぎない。きのうより今日、今日より明日と日々、腕を磨いてきた。

 海の向こうでは豪州のジェイミー・カー(25)や英国のヘイリー・ターナー(38)、ホリー・ドイル(25)ら女性が活躍する時代。日本にも世界に誇れる女性ジョッキーがいる。なお、地方の女性騎手通算勝利数2位は高知の別府真衣(33)で745勝(17日時点)。中央では藤田菜七子(24)の139勝が最多となっている。

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