【東京HJ】ラヴアンドポップ 1年4か月ぶりの実戦で重賞2勝目

[ 2021年10月18日 05:30 ]

 J・G2「第23回東京ハイジャンプ」は6番人気ラヴアンドポップ(牡8=岩戸)が競り勝ち、重賞2勝目を挙げた。道中は逃げ馬を見る形で脚をため、最後の直線では内を突いて差し切った。昨年6月の東京ジャンプS以来、実に1年4カ月ぶりの実戦での重賞連勝。鞍上の五十嵐は「相手は(2着の)ホッコーに絞って自分の馬の手応えを見ながら乗っていた。最後まで脚を使ってくれた」とパートナーを称賛。自身は14年中山グランドジャンプ(アポロマーベリック)以来の重賞勝利に「自分も苦しかったのでうれしい」と笑顔がはじけた。

 岩戸師は開口一番、「次は大障害!」とガッツポーズ。「脚部不安があったが、オーナーサイドが我慢してくださり休ませることができた。期待に応えたジョッキーも凄い。本当に暮れが楽しみになった」と本番の中山大障害(12月25日、中山)を見据えた。

 ラヴアンドポップ 父アドマイヤムーン 母ラヴィングプライド(母の父クワイエットアメリカン)13年2月7日生まれ 牡8歳 美浦・岩戸厩舎所属 馬主・ゴドルフィン 生産者・北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファーム 戦績21戦5勝(うち障害9戦3勝、重賞2勝目) 総獲得賞金1億2774万2000円(うち障害9556万9000円) 馬名の由来は愛+大衆的な。

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2021年10月18日のニュース