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【京都大賞典】ヒートオンビート 良血が晩成の秋、上がり最速の前走目黒記念2着で片りん

[ 2021年10月4日 05:30 ]

万全の態勢で秋初戦を迎えるヒートオンビート
Photo By スポニチ

 秋G1開幕戦・スプリンターズSが終わり、東西そろって開催替わり。阪神、東京に加え、新潟が開幕して約1カ月ぶりに3場開催が再開する。27年ぶりに阪神が舞台となる「第56回京都大賞典」は飛躍を狙う期待の血統馬ヒートオンビートに注目が集まる。

 実りの秋へ、期待の良血が万全の態勢で秋初戦を迎える。ヒートオンビートは今年2月いっぱいで定年解散した師匠・松田国英厩舎から友道師が引き継いだ。父は04年ダービー馬キングカメハメハ、母は11年桜花賞馬マルセリーナ。あまたの良血がそろう友道厩舎でも、埋もれることのない筋金入りだ。

 松田厩舎でのラストランで3勝クラスを卒業し、友道厩舎ではオープン馬として始動。今春最終戦の目黒記念で重賞初挑戦を果たした。結果は2着だったものの、上がり3F最速の32秒4を繰り出し、資質開花を思わせた。大江助手が「前走は展開のアヤ。決め手は素晴らしいモノがあります」と評価している。

 1週前追いはCWコースで豪華3頭併せ。外で京都大賞典2頭出しの僚馬となるマカヒキがリードホースを務め、一番後ろに毎日王冠出走のポタジェが追走。2番手からスタートしたヒートオンビートは、道中ピタッと折り合う。5Fすぎから徐々にピッチを上げていくと、力強いフットワークで直線へ。最後は半馬身遅れたが、6F83秒0~1F12秒0を刻んだ。大江助手は納得の表情を浮かべて「前進気勢があって、最後まで力強く伸びていました。動きが良かったし、来週のひと追いでいい状態に持っていけると思います」と出来の良さを強調する。

 前走が重賞初挑戦だったことから分かるように、はっきりと晩成。「体の薄さは、これから良化する余地を残しています」とした上で、京都大賞典に向けて「いい形で始動戦を迎えられると思います」と自信をにじませている。

 《アリストテレス、休養効果に期待》11年桜花賞馬マルセリーナを母に持つ良血ヒートオンビートが順調に夏を越して今季初戦を迎える。キャリア14戦のうち7戦で最速の上がり3Fをマークするなど決め手は一級品。好位を追走した前走・目黒記念は直線、しっかり脚を使って2着と初の重賞チャレンジで賞金加算に成功した。順調に乗り込み、先週CWコース3頭併せは僚馬2頭に半馬身遅れたものの動き自体は軽快。今週もうひと追いすれば態勢は整う。重賞初制覇のチャンスだ。昨年の菊花賞2着、今年のAJC杯勝ちがあるアリストテレスは騎乗機会2戦2勝と手が合うM・デムーロとのコンビ。春のG1・2戦はパッとしなかったが休養効果に期待したい。昨年2着キセキは前走・宝塚記念で先行策から5着と健闘した。7歳でも衰えはない。モズベッロは着順にムラがあるが昨年の宝塚記念3着、今年の大阪杯2着と地力は確か。軽視禁物だ。

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2021年10月4日のニュース