【ダービー】皐月賞馬エフフォーリア 無敗2冠制覇ならず…父や祖父の“無念”晴らせず親子3代で2着

[ 2021年5月30日 16:06 ]

<東京11R 日本ダービー>横山武騎乗のエフフォーリア(右手前)は福永騎乗のシャフリヤール(右奥)にハナ差競り負け2着
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 3歳馬の頂上決戦「第88回日本ダービー」(G1、芝2400メートル)は30日、東京競馬場で行われ、圧倒的1番人気の皐月賞馬エフフォーリア(牡3=鹿戸)は写真判定の末にハナ差2着。史上8頭目の無敗での“2冠”制覇とはならなかった。

 エフフォーリアは父エピファネイア、母ケイティーズハート(母の父ハーツクライ)の血統。デビュー5戦目で初黒星となり、通算成績は5戦4勝。父エピファネイアは2013年の菊花賞馬だが、皐月賞とダービーはいずれも勝馬から1/2馬身差の2着と惜敗。父の父シンボリクリスエス、母の父ハーツクライもダービーで2着と敗れており、父や祖父の“無念”を晴らすことが出来なかった。

 また、鞍上の横山武史騎手はエフフォーリアとのコンビで皐月賞に続く2度目のG1制覇ならず。史上4組目のダービー親子制覇を逃した。

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