【ダービー】福永騎手 シャフリヤールV「最高にうれしい」 史上3人目の連覇も「馬の力に助けられた」

[ 2021年5月30日 17:00 ]

<東京11R>ハナ差で日本ダービーを制した福永はシャフリヤールの鞍上で笑顔を浮かべる

 3歳馬の頂上決戦「第88回日本ダービー」(G1、芝2400メートル)は、シャフリヤール(牡3=藤原英)が重賞2連勝でG1初制覇。4戦無敗の皐月賞馬エフフォーリア(牡3=鹿戸)を写真判定の末に下し、今年の3歳馬7398頭(持込馬、輸入された○外馬を含む)の頂点に立った。鞍上の福永祐一騎手(44)は史上3人目のダービー連覇を達成し「デビュー当時から「この馬でダービーを」と思って一緒に歩んできた馬なので最高にうれしい」と喜びを爆発させた。

 レース後、福永は「タイトな厳しい展開で、スムーズな騎乗ではなかったが、最後は馬の力に助けられた。差したかどうかは全く分からなかった。どのタイミングでゴール板だったのかも」と激戦を振り返り、「(2018年ダービー初優勝の)ワグネリアンから大きな自信をもらい、その後に生かせている」とに直近4年でダービー3勝目を手にした要因を語った。

 昨年は無観客でのダービーだったが、今年は有観客での開催となり「制限がかかった状況ではあるが、お客さんに生で見てもらえて良かった」と競馬ファンの存在の大きさを実感していた。

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