【新種牡馬の狙い方】タルマエは雨が大好き!

[ 2021年3月5日 09:47 ]

ホッコータルマエ
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 現3歳世代のデビューから9カ月が過ぎて、新種牡馬の産駒の傾向が見えてきた。そこで今回は日本競馬史上初めてGI級を10勝したホッコータルマエを取り上げたい。先週までの産駒の全10勝がダート……というのは、現役時代の実績を考えれば当然。さらに掘り下げていこう。

 【(1)道悪が得意】
 ダートの馬場状態別の成績に、ハッキリとした違いが出ている。

  良 【4・9・8・74】
→勝率4%、複勝率22%
 やや重【3・1・2・10】
→勝率19%、複勝率38%
  重 【3・4・1・10】
→勝率17%、複勝率44%
 不 良【0・0・2・7】
→勝率0%、複勝率22%

 不良の成績がイマイチなのは、サンプル数が少ないからなのか、あるいは極端に水分を含むと良くないのか、まだ判然としないが、良に比べると、やや重や重の方が得意であることは間違いない。2桁人気での3着以内が複数回あるように、配当妙味も十分。全国的に馬場が渋りそうな今週末のダート戦は、ホッコータルマエ産駒を要チェックだ。

 【(2)牡牝で得意距離が違う】
 牡馬と牝馬でこれほどまでに距離適性が違う種牡馬も珍しい。ダート戦に限定した牡牝の距離別成績は以下の通りだ。

 牡馬
 ~1200【0・1・2・15】
 1400【0・1・0・16】
 1600【0・1・0・6】
 1700【0・2・1・3】
 1800~【5・5・3・30】

 牝馬
 ~1200【2・2・3・12】
 1400【3・2・0・7】
 1600【0・0・1・2】
 1700【0・0・1・2】
 1800~【0・0・2・8】

 一瞬で牡馬は中距離向き、牝馬は短距離向きと分かる。今後、産駒数が増えるにしたがって“例外”の馬は出てくるだろうが、ひとまずはデータ通りの狙い方でいいはず。穴は牡馬の距離延長、牝馬の距離短縮としておく。

 道悪&牡牝の距離適性、この2点を押さえておけば、ホッコータルマエ産駒で万馬券を仕留められる日も遠くないはずだ。
 

 ○…ホッコータルマエ産駒の稼ぎ頭はレディバグ(牝=北出)。昨年末の兵庫JGで2着に食い込むと、先々週のヒヤシンスSでも3着に健闘した。もう1頭のオープン馬はホッコーカリュウ(牝=飯田祐)で、同じくヒヤシンスSは10着だった。牡馬では1月の中京で未勝利を圧勝したダッシュダクラウン(武英)が注目株だ。

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