四位師 ダービートレーナーへの船出「やるからには一流の厩舎に」

[ 2021年3月5日 05:30 ]

新規開業する四位洋文調教師
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 帽子には英語で「言葉より行動」。JRA通算1586勝。07年ウオッカ、08年ディープスカイで史上2人目のダービー連覇。新たなステージに立った四位洋文師(48)が意気込みを語った。「頑張るしかないでしょう。定年の先生から引き継いだので大事に使っていきたい。やるからには一流の厩舎にならないといけないと思っています」

 昨年2月、無観客開催の中で騎手引退。技術調教師となり、美浦・藤沢和厩舎の門を叩いて馬づくりを学んだ。「新型コロナの影響でさまざまに制約がかかる中、いろいろ勉強をさせてもらいました。夏の北海道では千田輝彦先生からプレ調教師のような経験をさせていただいた」。牧場巡りや馬主へのあいさつも制限される中、できるだけのことはやってきた。

 開業スタッフ11人、18馬房で新たな城がスタートだ。「馬を大事に、楽しく仕事をしてほしい。一生懸命、世話をすることによって、いいレースを提供できる。それが馬主さんにも楽しんでもらえることになる」。騎手時代から大切にしてきたこと。そこに藤沢和、千田イズムも加わった。四位師らしい厩舎方針だ。

 デビュー週は阪神、小倉で3頭を起用。日曜小倉の8Rにサマービート、10R稲佐山特別のリンドブラッドはいずれも未勝利馬ながら藤原英厩舎から転厩してきたディープインパクト産駒だ。「どちらも能力が高い。1勝クラスでもチャンスはある」。ダービージョッキーからダービートレーナーへ。大きな夢を託せる厩舎が船出した。

 ▼鈴木慎師 今はまだバタバタしていますが一つずつ丁寧にやっていきたい。その中で形を整えていきたい。

 ▼辻師 焦らずコツコツやっていくしかない仕事。ワンチームで結果を出せる厩舎にしていきたい。

 ▼杉山佳師 従業員が働きやすく、馬を大事にする厩舎を。馬主さんとの意思疎通をしっかりして楽しんでもらいたい。実感は競馬を使ってからでしょう。

 ▼茶木師 (助手の経験を積んだ)池添兼先生の人柄を受け継いで厩舎を経営していきたい。

 ▼辻野師 角居先生のように現状に甘んじることなく常に上を目指していきたい。

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