【フェブラリーS1週前追い】アルクトス 青写真通りに良化、栗田師「いい頃の走り」

[ 2021年2月12日 05:30 ]

フェブラリーS1週前追い切りを行うアルクトス(撮影・西川祐介)
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 【東西ドキュメント・美浦=11日】アルクトスがフェブラリーSの1週前追いを行った。南Bコース(ダート)を単走馬なりで、5F70秒5~3F41秒4~1F12秒9。愛馬の動きを見届けた栗田師は「無理をしないで整える程度。1回使って前向きな姿勢が出てきた。いい頃の飛ぶような軽い走りだった」と満足げだ。

 根岸Sでは59キロの酷量を背負いながら4着に踏ん張った。「前は一度使うとトモ(後肢)に疲れが残ったが今は回復が早くなった。使っていい方向にいっている」。青写真通りの変化に自然と頬が緩む。同じ左回りで行われた昨秋の南部杯(盛岡)で1分32秒7の驚異的なレコードV。目の前で見た鈴木智には強烈に印象に残った。師は「東京マイルはベスト。体質が強化したし臨戦過程は昨年(9着)より上。チャンスを生かしたい」と自信の口ぶり。フェブラリーSでは重い印を打とうと決めた鈴木智だった。

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2021年2月12日のニュース