【根岸S】タイムフライヤー 府中で飛ぶ!“絶好調男”ルメールも太鼓判

[ 2021年1月28日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=27日】前日夜から降り続いた雨は、調教開始前に上がっていた。寺下は朝一番の追い切りを見届け、調教スタンドの1階に降りると、調教を終えたルメールがスタンドに戻ってきた。騎手控室に入ったが、すぐさま「お疲れさまでした」と引き揚げていく。そのあとを追走。駐車場で車に乗り込む“絶好調男”を呼び止めた。年明けから中山の重賞を3連勝。先週のAJC杯はアリストテレスをVに導いた。「まだ太かったと思うが、能力で勝ってくれたね。トップコンディションなら、もっといい競馬ができる」。今週からは東京開催に替わるが「イエス!!」とグッドポーズで自信たっぷりだ。昨年は204勝のうち、85勝を東京で挙げた。

 重賞の根岸Sはタイムフライヤーとコンビ。20日の追い切りに騎乗した鞍上は「まだ太い感じがした」とのジャッジだが、その後の23、26日に坂路で好時計をマーク。態勢は整った。初めての千四についても「距離はバッチリ。チャンスはあるよ」と語り、夕方に行われた川崎記念へ向かった。

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2021年1月28日のニュース