【松山・開設記念】松本 地元で記念初V!2着橋本、3着渡部と愛媛勢上位独占

[ 2021年1月25日 05:30 ]

<松山競輪>優勝トロフィーを手に笑顔を見せる松本貴治
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 松本貴治(27=愛媛・111期)が記念初優勝を決めた。

 レースは郡司―東口―松浦―坂口―渡辺―島川―松本―橋本―渡部で周回。残り2周で松浦―坂口が上昇するが、郡司は突っ張り松浦を出させない。郡司と松浦が併走して番手の坂口、東口らがもつれている瞬間を逃さず島川―松本―橋本―渡部で一気に出切る。打鐘では5番手の郡司を大きく引き離して前の4車がグングン加速していく。バックでは松本が番手捲り。郡司、松浦は不発に。何とか渡辺が前との差を詰めていくが渡部の横まで。最後までスピードが衰えなかった松本が1着でゴール。2着に橋本、3着は渡部と地元勢が上位を独占した。

 「ラインの力で優勝することができてめちゃくちゃうれしい。風が強くて重いコンディションだったけど島川君のカカリは凄かった」と振り返った松本。19年ヤンググランプリの覇者。その後は飛躍が期待されながら伸び悩んでいただけに、地元での記念初Vは大きな転機となりそうだ。「まだまだ弱いのでもっと強くなって今以上に応援してもらえるように頑張りたい」とファンの大声援を浴びながら力強く誓った。

 次走は1着の松本、2着の橋本は武雄F1(2月1~3日)、3着の渡部は小倉F1(2月13~15日)に出走する。

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2021年1月25日のニュース