【チャレンジC】レイパパレ 重賞初V!圧倒的1番人気に応えた無傷5連勝 3歳牝馬として26年ぶり制覇

[ 2020年12月6日 05:30 ]

<チャレンジC>後続を振り切り5連勝で重賞初制覇を果たしたレイパパレ(左端)(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 G3「第71回チャレンジC」が5日、阪神競馬場で行われ、単勝1・6倍の圧倒的1番人気に支持されたレイパパレが2番手追走から悠々と抜け出し、無傷の5連勝で重賞初制覇。3歳牝馬のこのレースVは94年ツルマルガール以来、実に26年ぶりとなった。

 終わってみれば断然人気に応える快勝。だが、川田は気を引き締めながら臨んだ一戦だった。「返し馬から気持ちが入りすぎてしまい、兄(シャイニングレイ)、母(シェルズレイ)の血が騒いだなという雰囲気で競馬を迎えました」と振り返った。

 スタートを決めて2番手へ。1角付近で激しく頭を上げる場面もあったが懸命になだめた。直線では右ステッキに応え、迫るブラヴァスを振り切った。「非常に能力が高いのは間違いないですがコントロールが難しくなってきました。2000メートルで勝ちましたが今後は対応が課題かなと思います」(川田)

 先週の京阪杯(フィアーノロマーノ)に続く重賞連勝の高野師だが「母もハミの取り方で難しいところがあった。改めて(血統的に)難しいと認識しました」。今後は放牧。次走は未定だが「もう少し騎手が自在に乗れる馬づくりをしていきたい」と締めくくった。

 ◆レイパパレ 父ディープインパクト 母シェルズレイ(母の父クロフネ)17年1月28日生まれ 牝3歳 栗東・高野友和厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績5戦5勝(重賞初勝利) 総獲得賞金8870万3000円。馬名の由来はハワイ語で帽子の縁の周りに飾るレイ。母名より連想。

続きを表示

2020年12月6日のニュース